男性の場合はどうなるんだろう?
こんな疑問をもっている方に向けた記事です。
結論からいうと、産休・育休中は社会保険料が全額免除になります。
もちろん男性の育児休暇であっても全額免除です。
社会保険料とは、健康保険・厚生年金のことをさします。育休中は給与がゼロになるので、天引きされる社会保険料もゼロということになります。
あくまで免除ですので、下記の2つには影響しないのでご安心ください。
- 産休・育休中に医療機関を利用すること
- 将来の年金額
社会保険料が免除される期間は?

免除されるのは「法定の産休期間と3歳の誕生日前日までの育児休業期間」です。
ただし、会社ごとに産休・育休を認める規定は変わるので注意が必要です。
というのも、会社によっては産前6週間(42日)より前に産休に入ることを認めていたり、認可保育園の空き状況に関係なく休業を3歳以上でも認めていたりするからです。
あくまで免除されるのは「法定の産休期間と3歳の誕生日前日までの育児休業期間」ですので、これを超える期間で休業すると対象外なので注意しましょう。
産休や復帰のタイミングで損をするかも!?
とにかく覚えておきたいのが、社会保険料は月単位で計算されるということです。
日割り計算ではありません。
つまり、「月末の時点で保険料がかかる状態かどうか」で判断されるのです。
具体的にみていきましょう。
月末の最終営業日に産休に入ると損をする
もし産休育休を取得予定の方が読まれていたら、産休前の最終日をいつにするかは注意して選びましょう。
というのも、月の途中から産休に入る場合は給料は日割り計算で支給される一方、社会保険料はゼロになります。
ところが月末を最終日にする場合は社会保険料が1カ月分多くかかります。正確には翌月に天引きされます。
1日でも月末より早く産休に入っていれば、その月の保険料は支払わなくてもよいのです。
月初から復帰する方が損しない
逆に産休育休から復帰するときは、月の始めから復帰した方が損をしません。
社会保険料は働いた日数に関わらず1カ月分を支払う必要があるからです。
もし月の途中で復帰すると、給料は日割りで支給されるのに1カ月分の社会保険料(基本、休業前と同じ金額)を支払うことになります。
賞与の月に産休に入るとお得!
社会保険料が「月末時点で判定される」というのは、ボーナスについても同じです。
もし産休に入る月に賞与が支払われた場合、月末までに産休に入れば、賞与にかかるはずの社会保険料も全額免除されます。これは大きいですね。
もし、ボーナスの時期に産休に入られる予定のある方は少し意識してみるとよいかもしれません。
自分の社会保険料が免除されているかチェックするには

社会保険料は、会社が保険料免除の申請をすることで初めて免除になります。
念のため自分でも確認しておきたいという方は、産休中も給料が一部または全額出る会社もあるので、給与明細を確認しておきましょう。
社会保険料の天引きは1カ月遅れということを忘れずに!
産休に入った月は免除の対象ですが、実際に免除になるのは翌月からです。
復職する月も保険料は発生しますが、実際に天引きされるのは翌月からです。
焦って担当者を問い詰めないようにしましょう(笑)
まとめ:産休・育休中の社会保険料は全額免除される!
今回の記事をまとめると下記のとおりです。
- 産休・育休中の社会保険料は男女問わず全額免除される
- 免除される期間は各会社の休業規定による
- 社会保険料の発生は「月末時点」で判定される
- 産休に入るとき、復帰するとき、損のないタイミングを見極めましょう
それではまた。
